投資信託を始めたきっかけと考え方

投資信託をはじめたきっかけと考え方 投資への取り組み

こんにちは、しゃーです。
「投資ってギャンブルじゃないの?」──そんなふうに思っていた私が、今では投資信託を毎月コツコツ積み立てています。

50代の会社員として、将来への不安は日に日に大きくなりますよね。
私もまさにそうでした。
資産形成なんて難しそうだし、そもそも何から始めればいいのかも分からない。

でも、少しずつ知識をつけ、考えを変え、行動を始めたことで、「お金との向き合い方」が変わったのです。
この記事では、そんな私がなぜ投資信託をはじめたのか? そのきっかけと考え方をお話しします。

何もわからず確定拠出年金(DC)で投資信託デビュー

10年以上前、会社で確定拠出年金(DC)が導入されました。
確定拠出年金(DC)は社員自らが資産を運用し、厚生年金の上乗せにする制度で、企業版iDeCoのようなものです。
もちろん“強制加入”だったので、内容なんてよくわからないまま会社から配られた資料の中から「投資信託」を選ばなければなりません。

今まで預金一筋で金融知識ゼロの私が、確定拠出年金(DC)の説明資料を見てもチンプンカンプン。よくわかっていませんでした。

運用リターンだけ見て「成績がよさげ」な投資信託を4本を選んで、そのまま放置してました。

確定拠出年金(DC)の掛金は大した金額ではなかったため、定期預金みたいな感覚で、
「最悪とんとんでもいいや」みたいな適当な感じでスタートしました。
正直、知識0です。

旧NISAで投資信託の勉強を始めました

状況が変わったのは50歳手前で旧NISAを始めたとき。
「せっかく制度があるなら使ってみようか」と思い、ネットや書籍を読み漁りました。

そこで知ったのが投資信託の基本、

  • 投資信託には優良なものと、そうでないものがある
  • アクティブファンドとインデックスファンドがある
  • アクティブファンドは市場平均以上の成績を目指すが、手数料が高い
  • インデックスファンドは市場平均を目指すが、手数料が安い
  • インデックスファンドの方がアクティブファンドに比べ成績が良い

このとき私が購入していた確定拠出年金のファンドは、運用成績はそれなりに高いが手数料の高いアクティブファンドばかりだったため、すべて手数料の安い全世界株のインデックスファンドにスイッチングしました。
現在は、確定拠出年金とNISAはともにS&P500指数連動のインデックスファンドを選び、ドルコスト平均法での積み立てを継続中です。

NISAに冷ややかだったワケ

正直に言いますと、NISAにも最初は興味ゼロでした。

旧NISAは、一般NISAとつみたてNISAの2種類がありました。一般NISAは2014年~2023年度まで、つみたてNISAは2018年~2023年まで利用できました。

私がつみたてNISAを始めたのは2022年頃だったと思います。積立期間はたったの2年程度です。

というのも、10年以上前にガンホー(パズドラで人気の会社)で個別株投資に挑戦し、痛い目を見ました。過去の株価チャートを見ていただければ一目瞭然ですが、株価のピークは一瞬で、真っ逆さまに急降下しています。株の格言に「落ちるナイフはつかむな」というものがありますが、まさにそれで、私は思いっきり落ちるナイフをつかんでしまいました。それから、そのトラウマで「投資=ギャンブル」と思い込みNISAに手を出す気になれなかったのです。

でも、40代後半。
妻から「老後が不安…」というひと言が。

それをきっかけに、またもネットや書籍で情報収集。
そこで分かったのが、投資と投機の違い。

投機=ギャンブル

ガンホー株でやらかしたのは、私が投機をしていたからです。

しかし、投資信託は堅実な資産形成の投資だということで、NISAを始めました。

私は50歳手前でようやくNISAをスタートし、
妻にもNISAとiDeCoを勧め、二人で将来に向けた準備を始めました。

ちなみに妻のNISAは、S&P500指数連動、iDeCoは全世界株指数連動のインデックスファンドです。

私が大切にしている投資信託の考え方

私の投資信託のポリシーはいたってシンプル。

  • 長期で構える
  • 幅広く分散したファンドを選ぶ
  • 手数料の安いインデックスファンドにする
  • 手数料は1%台以下が原則
  • 定期的に定額で購入する
  • 株価が暴落時も高騰時も運用はかえない

出口戦略も忘れずに

出口戦略とは、簡単にいうとインデックス投資の終わらせ方の話しになります。

具体的には資産をどのタイミングでいくら取り崩していくか

原則は、必要な時に必要な分だけ取り崩すことになります。

しかしながら、出口戦略といっても、様々なケースが考えられ、その時の資産や家計の収支、税金など国の制度の状況を見て最善の策を取る必要があります。

出口戦略については、詳しくは別の記事で書きたいと思います。

知らない世界は、知ると意外と面白い

あの頃、投資信託なんて「難しそう」「怖い」と敬遠していましたが、実際に始めてみると、仕組みはシンプルで、何より「未来に向けて少しずつ前進している感覚」です。

もしあなたが今、「よく分からないし不安だな」と思っているなら、
私のような元・投資アレルギー持ちでもここまで変われたという事実を、ちょっと信じてみてください。

「やってみると意外といける」。
これが50代からでも間に合う資産形成の第一歩です。

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