こんにちは、しゃーです!
保険料を抑えることは節約の第一歩です。今回は多くの人が契約しているであろう「医療保険」について、私の考えをお伝えします。
結論「医療保険はいらない、高額療養費制度で十分」と私は考えます。
今回は「医療保険は必要なのか?」という問いについて、私自身の考えと体験をもとにお話します。
まず保険をどう捉えるか?私なりの定義
今、私の保険に対する基本的な考え方は、とてもシンプルです。
「不幸が起きたときに、家計が著しく傾くほどのダメージを受けるかどうか?」
それが「ダメージを受ける」場合にのみ、足りない部分を保険で補う。
この視点で見直すと、本当に必要な保険が見えてきます。
現在私が加入している保険
実際に、今私が加入している保険は2つだけです。
- 火災保険
- 自動車保険
妻の友達にこのことを話すと、「えー大丈夫?」と驚かれるそうです。
かつては生命保険や医療保険、個人年金保険にも加入していましたが、今はすべて解約し、その分投資にまわしています。
私が医療保険をやめた理由
私は40代まで、夫婦で掛け捨ての安い医療保険に加入していました。
- 入院5日目以降:1日あたり5,000円の給付
- 手術に応じた一時金
- 通院費用の補助
などが主な補償内容でした。
でも、40代後半になって資産形成を学ぶ中、保険の考え方を再認識しました。
「病気して入院したときに、家計が著しく傾くほどのダメージを受けるかどうか?」
「医療保険って本当に必要なのだろうか?」
高額療養費制度は最高の医療保険
日本の健康保険に「高額療養費制度」という公的制度があります。
これは医療費が高額になっても、年収に応じて月額の自己負担に上限が設けられる仕組みです。
例えば、年収約370万~約770万円の方なら、仮に100万円の入院費がかかっても1か月の医療費自己負担額は約9万円です。
40代後半の私にとって、「月9万円」が家計を著しく傾くほどのダメージを受ける金額か?
→ そうではないと判断し医療保険を夫婦共に解約しました。
昔の自分に伝えたい:安心感だけで保険に入っていなかったか?
以前の私は、保険に対する明確な定義もなく、医療保険に加入していることで「なんとなく安心」だと感じていました。
けれど、金融や社会保障制度の知識がないまま払っていた保険料は、今思えば完全に無駄だったと思います。
仮に私が、30歳で医療保険を解約していれば、夫婦人で月5,000円×12ヵ月×20年=120万円節約できたことになります。
「保険金が下りたら嬉しい」は本当か?
もし病気になって、手術・入院をして、医療保険から思ったより多くの保険金が支払われたとして…
「やった、元が取れた」と思うでしょうか?
それはまるで“不幸の宝くじ”に当たって喜んでいるようなもの。
そんなくじには、できれば一生当たりたくないものです。
結論:私の人生には医療保険は必要なかった
もちろん、保険に対する考え方は人それぞれですので、医療保険が必要な人もいます。
でも私の場合は、20代・30代・40代・50代…と、どのライフステージにあっても医療保険は不要であったと思います。
日本の健康保険は国民皆保険ですので、高額療養費制度は必ず受けられます。それにある程度の貯蓄があれば十分カバーできます。
だからこそ、保険は「安心感」で入るものではなく、「経済的な必要性」で選ぶものだと思っています。
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