サイドFIREを目指すには、家計管理が欠かせません。
どれだけ資産があっても、支出の管理ができなければ早期リタイアは難しいものです。
この記事では、セミリタイアを現実のものとするために必要な家計管理の考え方と、私が実践している具体的な方法をご紹介します。
なぜ家計管理がサイドFIREに直結するのか
結論:支出を管理すれば、サイドFIREは近づく
支出が少なければ、それだけ必要な資産も少なくなります。
逆に支出が不透明なままだと、いくら資産があっても安心できません。
サイドFIRE後の生活を安定させるには、「自分はいくらで生活しているのか」を把握することが第一歩です。
【家計管理の第一歩】収支をシンプルにする
銀行口座とカードは1つに集約する
我が家はすべての収支を、1つの銀行口座と1枚のクレジットカードに集約しています。
こうすることで、「何にどれだけ使っているか」がひと目でわかります。
複数の口座やカードを使っていると、管理に時間がかかり、全体像がぼやけてしまいます。
面倒を減らして、見える化を優先
給与口座は住信SBIネット銀行にしています。クレジットカードは三井住友NLカードを自分用と家族カードで2枚作成し、家族カードは妻に渡しています。
我が家の支出のほとんどは三井住友NLのクレジットカードを使用し、一部クレジットカードを使用できない場合は、住信SBIネット銀行から引出して支払っています。
つまり給与口座を見れば、毎月の収支のほとんどを把握できます。
「節約アプリが面倒」「記録が続かない」そんな方でも、使う銀行口座とクレジットカードを1つにするだけで家計管理は一気に楽になります。
支出の全体像を把握する仕組み作りが大切なのです。
【具体的な管理方法】金額重視でOK
支出の細かい内訳は追わなくていい
私は「何に使ったか」よりも大切なのは「月いくらで生活しているか」を重視しています。
毎月の支出を把握し、その数字が自分の理想のサイドFIRE生活に見合っているかを考えます。
たとえば、「月25万円で生活できる」ことが分かれば、年間300万円、半分の150万円を不労所得とした場合、5%の利回りなら3,000万円の資産で生活できるという計算ができます。
支出のブレは“月単位”でならせばいい
「今月は車検があった」「今月は旅行に行った」など、支出は月によって変動します。でも、それは年単位で見ればブレの範囲内。
毎月の平均支出を意識することが、家計管理では大切です。
【見直すべき固定費】セミリタイアと相性のよい節約ポイント
通信費・保険料・サブスクはまず見直す
固定費は、一度見直せばずっと効果が続きます。特に、通信費(スマホ・インターネット)や保険、不要なサブスクは見直しの効果が大きいです。
私自身、これらを削っただけで月に1万円以上の支出削減ができました。
削った分はそのまま“資産形成”へ
支出を削って浮いたお金は、全額投資に回しています。
小さな削減でも、積み重ねればサイドFIRE資金をつくる大きな一歩になります。
まとめ|家計管理はサイドFIREの土台
- サイドFIREには「生活費の見える化」が必須
- 全ての収支を1口座・1カードに集約すると管理が簡単
- 細かい支出より「月にいくらかかっているか」が重要
- 平均支出を把握し、生活コストを下げて資産の必要額を減らす
- 固定費の見直しは即効性があり、継続効果が高い
家計管理は、誰でもすぐに始められる「サイドFIREの第一歩」です。
まずは仕組みを整えて、「今の生活にいくらかかっているか」を把握してみてください。
そこから、サイドFIREの現実味が一気に増してきます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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