サイドFIREにはいくら必要か?|資金8,000万円の根拠

サイドFIRE達成の現実ライン。必要資産と生活費を資産! サイドFIRE計画

こんにちは、しゃーです。

「サイドFIRE(サイドファイア)は、いくら資金が必要か?」

結論:8,000万円

なぜ、8,000万円なのか?、私自身の資産状況を交えながら、私の目指すサイドFIREに必要な資金を計算します。

サイドFIRE後の生活費はいくら必要か?

現在は妻と子どもと暮らしていますが、サイドFIREを達成しセミリタイアする頃には子どもは独立予定。将来は夫婦2人での生活になります。

夫婦2人が必要な生活費を見積もります。

現在のわが家は節約生活が基本で、支出は多くても月25万円程度。

ですが、

総務省の2023年家計調査によると、世帯主の平均年齢が約60歳の2人以上世帯における月間消費支出は約293,997円となっています(出典はこちら)。

そこで、サイドFIRE後の生活費を月30万円と設定します。

不労所得はいくら必要か?

つき30万円のうち、不労所得と労働所得の割合を考えます。

ざっくり「不労所得:月20万円」「労働収入:月10万円」ならどうでしょう。

現在、副業収入で約月10万円は得ていますので十分現実的な割合です。

つまり、不労所得としては年間240万円(20万円×12ヵ月)が必要になります。

ここで参考にしたのが、

名著『ウォール街のランダム・ウォーカー』でも紹介されている「4%ルール」。

ざっくりいうと、世界経済の成長とインフレ率を加味すると

「資産の4%を取り崩してもそんなに資産は減らないよー」と言われています。

とは言え、私はより堅実に見積もって「3%ルール」を採用しました。

年利3%で240万円を得るには、240万円/0.03=8,000万円の資産が必要になります。

現在の資産はどこまできた?

2025年現在、私の金融資産は約5,200万円です。

仮に今後NISA枠をフルで埋めた場合、いくらになるか計算してみます。

  • 今年(2025年)の成長投資枠は夫婦2人分で既に使用済み。
  • 残るは積立投資枠の半年分(夫婦で120万円)。
  • さらに来年以降、積立枠360万円×3年×2人=2,160万円。

合計すると、
5,200万円+120万円+2,160万円=7,480万円となります。

ここに確定拠出年金とiDeCoも追加。夫婦で年間60万円積み立て中なので、3.5年間で210万円。

最終的に、
7,480万円+210万円=7,690万円

目標の8,000万円まで残り310万円です。

退職金をどう位置づけるか?

不足している約310万円は、資産自身の成長カバーしたいところですが、最悪退職金で補填する想定です。

勤続年数が長いため退職金はそれなりに見込めますが、全額を投資に回すつもりはありません。

あくまで生活資金とのバランスを取りつつ、一部をサポート的に活用する予定です。

サイドファイアまで、あと何年かかる?

私の目標は「60歳までにサイドFIRE」ですが、今のところ夫婦2人の新NISA枠がすべて埋まったとき約8,000万円に到達し、サイドFIREできそうな感じです。

ではあと何年かかるのでしょうか。

仮に最短で新NISA枠を埋めることができれば、残り3.5年後、57歳ぐらいにはサイドFIREできます。

あなたの「生活費」と「資産目標」は?

ぜひ、あなたも自分の生活費と資産目標を具体的に計算してみてください。

数字が見えると、不思議と行動にも現実味が増してきます。

サイドFIREは遠い世界の話ではありません。
準備をすれば、きっと手が届きます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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