こんにちは、しゃーです。
「資産形成」と聞くと、まず「投資」や「副業」を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、資産を増やすための基本は、もっとシンプルです。
それは──
「支出を抑える」「収入を増やす」「投資する」の3つ。
この3本柱をしっかり押さえることで、50代からでも資産形成は十分に可能です。
今回はその中でも、「支出を抑える」ことに焦点を当ててみたいと思います。
「支出を抑える」とは?
一言でいうと、「使うお金を減らすこと」。
とはいえ、やみくもに我慢するのではなく、
お金の使い方を見直し、ムダを見つけて手放すことがポイントです。
お金の使い方には、大きく2つの種類があります。
それが、「消費」と「浪費」です。
まずは「浪費」をなくす
浪費とは?
目的が曖昧なまま、感情や勢いでお金を使ってしまうこと。
満足感は一時的で、あとから「使わなければよかった」と後悔することも多い支出です。
浪費の特徴
- 衝動的にお金を使いがち
- 買ったあとに後悔しやすい
- 明確な目的がないまま支出している
たとえばこんな例
- 義理だけで参加する会社の飲み会
- 流行に流されて買ったけど、結局使わないアイテム
- 「安かったから」と買ったまま使っていない雑貨
- 惰性で続けているサブスク
- 押し入れに眠ったままの買い物
➡ このような支出は、「満足感のわりにコストが高い」浪費の代表例です。
まずはここをなくすことから始めましょう。
次に、「消費」を見直してみる
消費とは?
生活や仕事に必要なものにお金を使うことです。
日々の暮らしを支えるために必要な支出なので、基本的にはムダとは言えません。
消費の特徴
- 生活を維持するための支出
- 意味や目的が明確
- 対価として価値を得られる
消費の具体例
- 食費(毎日の食事)
- 家賃や水道・電気・ガスなどの光熱費
- 通勤定期や仕事道具
- 子どもの教育費や病院代
- 心が豊かになるもの(趣味や旅行など)
- 自己投資
➡ こういった支出は、無理に削るのではなく「見直す」ことつまり、節約につなげることができます。
節約は「我慢」ではなく「賢い選択」
節約というと「生活レベルを落とす」「我慢する」というイメージを持つ方もいますが、本質は違います。
節約とは、
「生活の質をキープしたまま、ムダを減らしてお金を守ること」です。
買い物やサービスを選ぶときには、次の3つの観点を一度立ち止まって考えてみてください。
本当に“必要なもの”か?
“必要な品質や量”に見合っているか?
“今”買うべきものか?
この3つを意識するだけで、お金の使い方は大きく変わります。
私が消費する時に考えること
私は買い物をするとき、以下の視点で「本当にその支出が必要か?」を考えるようにしています。
- 同じ品質なら、より安価な選択肢はないか?
- その機能は本当に必要か?
- それがないと生活に支障がでるか?
- 新品でなければいけないのか?
- 自分で修理して再利用できないか?
- 払ったお金以上の効果(リターン)があるか?
たとえば、「それを買うことで結果的に支出全体が減るかどうか?」という観点も忘れません。
妻のNG行動(ちょっとした雑談)
ちなみに私の妻は、どちらかといえば「感情派」。
私とは考え方が真逆です(笑)
- 「松・竹・梅」があれば、なんとなく“竹”を選んでしまう
- 値段が高い=良いものと思い込む傾向がある
- 他人の価値観、世間の価値観で買ってしまうことがある
- 安い食材を一生懸命探して買うも食べずに腐らせることがある
- 服は安い物しか買っていないアピールするが、大量に買っている
- 断捨離しない
私とは価値観が違いすぎます。
支出を見直すことで、資産形成のスタートラインに立つことができます。
無理なく続けるためにも、「節約=我慢」ではなく「賢い支出」に変える意識を持ってみてください。
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